実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 217】

「なにも/ないから/なにかが/みえるんやで」(『世界でいちばん幸せな国フィジーの 世界でいちばん非常識な幸福論』,永崎裕麻,いろは出版

 

◯欲を張り,財産や地位や権力や名声などを手に入れることに執着すればするほど,心の平安が乱されるとともに心の目は曇り,いま自分の目の前にある幸せに気づくことさえ難しくなってしまいます。人生に隠された無限とも言える幸せ(いわゆる「ささやかな幸せ」)に気づけるようになり,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるためにも,自分の欲を抑え,様々な執着から解放されることによって,心の平安や曇りのない眼を失わないようにしたいものです。そして,そのためにも,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うのではなく,その有り難さに気づき,心の底から感謝できるようになるということが大切なのではないでしょうか。(2020年9月23日)(1)(4)(6)(7)(8)関連