実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 284】

「人間の目は,失敗の時にはじめて開くものだ。(チェーホフ)」座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

○物事がすべて順調にいっているなら,私たちは新たに何かを学ぶ必要がありません。物事が順調にいかないからこそ,私たちは必要に迫られて何かを新たに学ぶのではないでしょうか。そのように考えるなら,困難や障害に直面した時こそが,あるいは,失敗や過ちを犯してしまった時こそが,様々なことを学び,自分を人間的に成長(成熟)・向上させるチャンスということになります(もちろん,それらから様々なことを学ぶためには,困難や障害にへこたれない強さや,失敗や過ちを自分のものとして受け入れられる素直さなどが欠かせませんが。)。「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」という諺(ことわざ)もあります。自分を人間的に成長・向上させ続けることによって自分の可能性を十分に花開かせ,思い残すことのない充実した人生を送るためにも,困難や障害や失敗や過ちといったものの否定的な側面だけではなく,肯定的な側面(プラスの意味)にもしっかり目を向け,それらを様々なことを学ぶためのチャンスとして生かせるようになりたいものです。(2020年11月29日)(5)(9)(11)(12)(20)関連