実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 204】

「人間という生きものがもつ〔矛盾〕はつきることを知らない。得たものがあれば,必ず失うものがある。」(『池波正太郎の銀座日記〔全〕』,池波正太郎,新潮社)

 

◯何かを得るということは,何かを失うということです。自分の可能性を十分に花開かせ,思い残すことのない充実した人生を送るためにも,自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続けることは大切なことであると思いますが,自分は何を得るために何を失おうとしているのだろうか,ということだけは常に問い続けていたいものです。また,社会的な成功を目指している人は,財産や地位や権力や名声などを手に入れることによって何を失うことになるか,ということをよくよく考えてみる必要があると思います。社会的成功は本当に目指すに値するものなのか(実り多い幸せな人生を送りたいのであれば,目指すべきことは他にあるのではないか),ということをよくよく考えてみる必要があると思います。(2020年9月10日)(1)(4)(11)(14)(20)関連