実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 79】

「他人の眼を借りてはじめて,われわれは自分の欠点を見ることができる。(中国の諺(ことわざ))」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯人間は,自惚(うぬぼ)れやすく(自分の欠点や短所にはなかなか気づきにくく),慢心しやすい生き物です。しかし,慢心すれば,謙虚に学ぶ姿勢や向上心を失い,そこで人間としての成長は止まってしまいます。また,自分を過信して,どうしても独り善がりになってしまいがちです。そのような状況に陥らないようにするためにも,人間は慢心しやすい生き物であるという自覚を常に持ちつつ,他者の言葉(特に,こちらの耳が痛くなるような言葉)にはいつでも素直に耳を傾ける習慣を身に付けるべきであると思います。もちろん,他者からの評価を気にするあまり,自分の信念をねじ曲げてしまったり,他者からの評価に振り回された挙げ句,自分が進むべき道を見失ってしまったりするようでは元も子もありませんが。(2020年5月8日)