実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 352】

「生き残る種とは,もっとも強いものではない。もっとも知的なものでもない。それは,変化にもっともよく適応したものである。(チャールズ・ロバート・ダーウィン)」(『教養としての世界の名言365』,佐藤優,宝島社)

 

○慢心すれば,自分が無知であり,未熟であるという自覚を失うとともに,真摯に学び,努力する姿勢や,素直に反省する態度を失い,そこで成長は止まってしまいます。そして,独り善がりな傾向ばかりを強めるとともに,世の中に柔軟に適応することも難しくなり,あとは退化(退歩)し,堕落する一方となってしまいがちです。この世の中において自分の可能性を十分に花開かせ,思い残すことのない充実した人生を送りたい(そのことを通じて,他者や社会の役にも立ちたい)と願うのであれば,世の中に適応しつつ,自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続けることが欠かせず,何歳になっても慢心することなく,謙虚さを保ち続けられるようになる必要があるのではないでしょうか。人間は自惚(うぬぼ)れやすく,慢心しやすい生き物ですが,慢心して得になることなど何もありません。劣等感に押し潰されることなく前向きに生きていくためには,多少の自惚れは必要なのかもしれませんが,慢心した挙げ句,独善に陥り,退化・堕落する一方となってしまわないためにも,人間は自惚れやすく,慢心しやすい生き物であるという自覚だけは,常に忘れないようにしたいものです。(2021年2月15日)(11)(12)(14)(後書き)関連