実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 80】

「老いの幸福というのは自足を知ることである。」(「その場その場の絵」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),田辺聖子文藝春秋

 

◯たいていの人間は,年を取るとともに自然に無欲・小欲の状態に近づき,そのことに伴って自分と他者を比較したり,他者と競い合ったりすることも少なくなり,自分の人生をあるがままに受け入れ,満足できるようになっていきます。しかし,年を取らずとも,意識的に自分を無欲・小欲の状態に近づけることができるなら,自足した人生を送ることは可能なのではないでしょうか。常に満ち足りた気持ちで機嫌よく生きたいのであれば,欲張ることはやめ,むしろ小さな満足にも大きな幸せを感じられるように,幸せを感じ取る感度を上げることにこそ努力すべきであると思います。(2020年5月9日)