実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 202】

「自分には厳しく,他人(ひと)には寛大であれ。そうすれば君は敵を持つことがないであろう。(中国の金言)」(『文読む月日(中)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯人間は自惚(うぬぼ)れやすく,慢心しがちです。しかし,自惚れた人間は痛い目に遭いやすく,慢心した人間は,独善に陥るとともに人間的な成長や成熟が止まってしまいがちです。それらのことを肝に銘じ,自分が無知であることや未熟であることを常に自覚し,何歳になっても謙虚さを保ち続けるように心がけたいものです。また,人間は,自分の問題点や失敗を棚上げしたまま他者の問題点や失敗を不寛容にあげつらい,責め立てようとしがちです(そのことを通じて,あたかも自分の方が偉くなったような錯覚に陥ることを好む傾向があります。)。しかし,この世の中に問題点のない人間などいませんし,人間が犯す失敗は誰もが犯す可能性のある失敗ばかりです。私たちはみな同じ人間なのであり,要するに敵ではなく仲間なのですから,他者との勝ち負けなどにこだわらず,互いにもっと共感的かつ寛容になり,他者の否定的な側面ばかりに目を向けるのではなく,他者の肯定的な側面にこそ積極的に目を向けるように心がけたいものです。(2020年9月8日)(3)(12)(17)関連