実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【人はいかに生きるべきか 53】

「総じて世の中のことは,どんなに賢くても人の知恵・工夫では及び難い所がある物なのだから,軽々しく新たな方法を行うべきではない。」(『現代語訳 本居宣長選集 第一巻 玉くしげ - 美しい国のための提言』,山口志義夫訳,多摩通信社)

 

◯人間は新たなことをすることで何か大きな手柄を立てたような気になりがちであるが,新たに始めたことが実を結ぶことは意外に少ない。むしろ,大きな弊害を生じさせることの方が多い。何かを得るには何かを失わざるを得ず,新たなことをするにあたっては,そのことによって失うことの大きさに対しても自覚的である必要がある。(2019年6月21日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために