実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1453】

「他人のあら探しは,何の役にも立たない。相手は,すぐさま防御体制を敷いて,何とか自分を正当化しようとするだろう。それに,自尊心を傷つけられた相手は,結局,反抗心を起こすことになり,まことに危険である。」,「人を批評したり,非難したり,小言を言ったりすることは,どんな馬鹿者でもできる。そして,馬鹿者に限って,それをしたがるものだ。」(『人を動かす』,D・カーネギー, 山口 博訳,創元社

 

 

○失敗や過ちを犯さない人間はいませんし,人間が犯す失敗や過ちのほとんどは誰もが犯す可能性のあるものばかりです。したがって,失敗や過ちを犯した他者を厳しく非難するということは,いつか自分も他者から厳しく非難されるということに他なりません。他者が失敗や過ちを犯した際には,見下したり,嘲笑したり,鬼の首でも取ったかのように騒ぎ立てたり,正義を振りかざして不寛容に責め立てたりするのではなく,同じ人間同士としてできる限り共感的かつ寛容な対応を心掛けたいものです。愛情や真心に裏打ちされていない言葉は決して相手の心に届きませんし,厳しく非難すればするほど相手を他罰的(他責的)・悲観的・自棄的にさせてしまう危険性は高まり,その人間的な成長・向上や更生を難しくさせてしまう(結果的に,同じような失敗や過ちを何度も繰り返させてしまう)だけですので。(3)(14)(17)関連