実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1345】

「私は,食べるために生きているのか,生きるために食べているのか。生きるためなら,何のために生きているのか。」(『14歳の君へ』,池田晶子毎日新聞出版

 

 

○お金がなければ生きていけません。しかし,私たちは,生きていくためにお金を稼ぐのであり,お金を稼ぐために生きているのではありません。お金を稼ぐのは,あくまでも手段であり,目的ではありません。人生の真の目的を見失わないようにするためにも,お金を稼ぐことが人生の目的になってしまわないように(手段が目的になってしまわないように),くれぐれも用心する必要があると思います。では,人生の真の目的とは,私たちが生きている真の目的とは,いったい何なのでしょうか。一言で言えば,実り多い幸せな人生を送ることであると思います。真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ること。これこそが,私たちが生きている真の目的なのではないでしょうか。贅沢(ぜいたく)さえ言わなければ,私たちが生きていくのに必要なお金など,高が知れています。お金など,「生きていくのに最低限必要な額」にプラスして「将来の不安を取り除くために最低限必要な額」が稼げれば,それで十分なのではないでしょうか。お金を稼ぐためにではなく,実り多い幸せな人生を送るためにこそ,限りある大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(前書き)(2)(10)(11)(20)(21)関連