実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1235】

「凡庸な精神の持ち主は,通常,自分の力量の及ばないことを,何もかもくさしてかかる。(ラ・ロシュフーコー)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

 

人生の真理は,すでに言い尽くされており,また,何一つ隠されることなく,諺(ことわざ)や格言や名言といった簡潔な形で,いつでも私たちの目の前に明示(開示)されているのではないでしょうか。にもかかわらず,私たちは,心の目の曇りゆえに,それらを見過ごしてしまいがちであり,人生の真理に辿(たど)り着くことがなかなかできません。人生の真理を体得し,実践し,実り多い幸せな人生を送ることがなかなかできません。むしろ,それらに反発しては(それらが自分の考え方や生き方と余りにも掛け離れ,矛盾しているため),あえて人生の真理から遠ざかり,不毛で不幸せな人生を送ることになってしまいがちです。真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるようになるためにも,肥大化した欲望(必要以上に欲張る気持ち)やデマに基づく迷信(他者と競い合って社会的な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといった間違った思い込み)などによって心の目を曇らせることなく,真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの眼力(見識)を,人生のできる限り早い時期に身に付けたいものです。(1)(10)(20)(後書き)関連