実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1204】

「賢者は富を失っても,月の満ち欠けほどにも悲しまない。(フランクリン)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

 

○生きていくのに最低限必要な物やお金が確保できないような状況は何としてでも改善・解消されるべきであると思いますが(国の福祉政策などによって),生きていくのに最低限必要な物やお金が確実に保証されているなら,それで十分なのではないでしょうか。必要以上に欲張り,必要以上の物やお金を手に入れようとするからこそ,私たちは,自分で自分を不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に追い込み,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまうのではないでしょうか。人間の欲望には限りがありませんので,欲張り続ける限り,たとえどれだけ多くの物やお金を手に入れたとしても,私たちの心が満ち足りるということはありません。常に満ち足りた気持ちで心安らかに幸せな人生を送りたいと望むのであれば,必要以上に欲張ることをやめ(必要以上の物やお金に対する執着を捨て去り),必要最小限の物やお金で満足できるようになる必要があるのではないでしょうか。必要以上の物やお金を手に入れることにではなく,真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた人生を送れるようになることにこそ,限りある大切な時間やエネルギーを使えるようになりたいものです。(前書き)(1)(4)(6)(10)(21)関連