実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1050】

「愚か者の眼には,賢人の言葉も愚かしく見える。(エウリピデス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○賢者と呼ばれる人たちの言うことが古今東西ほぼ同じであることからも分かるように,人生の真理は,すでに言い尽くされていると言っていいのではないでしょうか。すでに言い尽くされ,しかも,それらの真理は,諺(ことわざ)や格言や名言といった簡潔な形でいつでも私たちの目の前に明示されているにもかかわらず,私たちは,心の目の曇りゆえに,それらが真理であることに気づけないだけなのではないでしょうか。いつでも自分の目の前に明示されている真理に気づき,それらを体得・実践することによって真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるようになるためにも,肥大化した欲望(必要以上に欲張る気持ち)やデマに基づく迷信(他者と競い合って財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといったデマに基づく間違った思い込み)や偏見(拝金主義などの偏ったものの見方や考え方)などによって心の目を曇らせてしまわないように細心の注意を払いつつ,人生のできり限り早い時期に,学問など(自分の経験から学ぶことや読書することなども含め。)を通じて真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの眼力(見識)を養いたいものです。(1)(12)(後書き)関連