実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1146】

「ねたみは,錆(さび)が鉄をむしばむように,ねたむ者をむしばむ。(アンティステネス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

 

○自分は不幸であると思い込んでいる人間は,幸せそうに見える他者を妬みやすく,そのような他者の足を引っ張ろうとしたり,そのような他者をも自分と同じような不幸な状況に巻き込もうとしたりしがちです。そして,結局は,自分で自分をますます不幸な状況に追い込むことになってしまいます。「人を呪わば穴二つ」とも言うように,他者に害をもたらす行動は,回り回っていつかは必ず自分に害をもたらすことにつながってきますし(私たちは他者の支えや助けがなければ生きていられず,その意味で,私たちと他者は本来一体なのですから。),逆に,「情けは人の為(ため)ならず」とも言うように,他者に益をもたらす行動は,回り回っていつかは必ず自分に益をもたらすことにつながってきます。自分自身のためにも,自分は不幸であるという思い込みから早く目を覚まし(人間は本来,生きているというだけですでに十分に幸せなのですから,自分は不幸であるという思い込みは,ただの錯覚であるに過ぎません。),他者の幸せを妬むのではなく(他者の不幸を喜ぶにではなく),他者の幸せを心から喜んだり(他者の不幸を心から悲しんだり),不幸な状況にある他者の手助けを積極的に行ったりできるようになりたいものです。(1)(3)(10)(11)(16)(18)(19)関連