実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1131】

「自分で不愉快の眼鏡をかけて世の中を見て,見られる僕らまでを不愉快にする必要はないじゃないか。」(『漱石「こころ」の言葉』,矢島裕紀彦,文藝春秋

 

 

○同じような境遇にありながら,その境遇に満足し,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく笑顔で暮らしている人もいれば,その境遇に満足せず,感謝する気持ちを忘れ,常に不満を抱えたまま不機嫌にしかめっ面で暮らしている人もいます。前者は,自分が幸せなだけではなく,周囲の人たちをも機嫌よくさせ,幸せな気持ちにさせる傾向がありますが,対照的に後者は,自分が不幸なだけではなく,周囲の人たちをも不機嫌にさせ,不幸な気持ちにさせる傾向があります。どちらの生き方を選択するかは本人の自由かも知れませんが,私たちは独りでは(孤立無援の状態では)生きていられず,他者の支えや助けがあればこそ生きていられるのですから,真っ当な社会人であることを望むなら,他者に迷惑を掛け,他者に害をもたらするような生き方ではなく,他者の役に立ち,他者に益をもたらすような生き方をこそ心がけるべきなのではないでしょうか。その意味で,後者のような生き方は,社会人としてのマナー違反と言えます。どちらの生き方を選択するかは自分次第なのですから(境遇や運命などによって決まってしまうわけではないのですから),自分自身が幸せになるためにも,是非とも前者のような生き方を目指したいものです。(前書き)(3)(4)(6)(7)(9)(10)(11)(14)(15)関連