実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1042】

「断言と強情は愚かさの明白なしるしである。(モンテーニュ)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○物事は何事でも,深く知れば知るほど分からないことも増えてくる,というのが普通です。したがって,学べば学ぶほど自分は無知であるという自覚が深まっていく,学べば学ぶほど謙虚になっていくというのが,人間の本来あるべき姿なのではないでしょうか。逆に言えば,自分は無知であるという自覚を失い,どんどん傲慢・不遜になっていくというのは,物事を深くは知ろうとせず(真剣に学ぶ姿勢に乏しく),生半可な知識を得て何でも分かったつもりになってしまっていることの証左と言えるのではないでしょうか。取り返しのつかない失敗や過ちを犯さないようにするためにも,自信満々に断定口調でものを言い張る人間の言葉を鵜呑(うの)みにしたり,そのような人間の言葉に踊らされたりしないよう,くれぐれも留意したいものです。(12)(14)関連