実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 837】

「変わることのできない意見はよくない。(プブリリウス・シルス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○完璧な人間など,どこにもいません。誰もが例外なく,様々な失敗や過ちを犯します。大切なことは,自分が犯した失敗や過ちを素直に認め,それらから学ぶべきことをしっかり学び,学んだことを忘れないように心がけるということです。したがって,「過ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ」とも言うように,自分の意見や行動や,自分が人生に掲げる目標や理想などについても,それらに固執することなく,誤りに気づいたのなら,その都度柔軟に修正していくべきであると思います。「過ちて改めざる是(これ)を過ちという」とも言うように,自分の意見や行動の誤りに気づきながら,それらを修正しないということは,過ちを二重に犯すことに他なりませんし,自分が人生に掲げた目標や理想に縛られて身動きが取れなくなり,それ以上の人間的な成長(成熟)・向上にブレーキが掛かってしまうとしたら,まさに本末転倒と言わざるを得ないからです(なぜなら,目標や理想といったものは,自分が進むべき道を定め,自分を人間的に成長・向上させ続けるためにこそ掲げるものなのですから。)。(12)(13)(17)関連