実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 896】

「諺は,時機にかなえば,いつでも耳を傾ける値打ちがある。(プラウトゥス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○人生の真理は,遠い昔に,すでに言い尽くされており(それが証拠に,賢者と呼ばれる人たちが言っていることは,古今東西ほぼ同じです。),いつでも私たちの目の前に,例えば,諺(ことわざ)や格言や名言といった簡潔な形で明示されているにもかかわらず,私たちは,それらの深意を理解したり,それらの重要性に気づいたりすることがなかなかできません。しかし,失敗や過ちを何度も繰り返し,様々な困難や苦労を乗り越え,紆余曲折(うよきょくせつ)を経た後に,人生の終盤になってやっと,「目から鱗(うろこ)が落ちる」ようにそれらの深意を理解したり,それらの重要に気づいたりするのでは遅すぎます。人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりなのですから,人生に大きな悔いを残さないようにするためにも(人生を大いに楽しみ,味わい尽くすためにも),できる限り人生の早期に,真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの眼力(見識)を,身に付けたいものです。(前書き)(2)(後書き)関連