実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 607】

「すぐれた人格を感じとり,尊敬するためには/自分自身もまた,ひとかどの者でなければいけない(ゲーテ)」(『ゲゲゲのゲーテ』,水木しげる双葉社

 

○人生の真理は,例えば諺(ことわざ)や格言や名言といった簡潔な形で,いつでも私たちの目の前に明示されています。しかし,私たちは,その簡単明瞭さゆえに(真理というものは本来,簡単明瞭なものであると思いますが,私たちは,簡単明瞭なものを低級・低俗なものとして,ついつい軽んじてしまいがちです。),あるいは,心の目の曇りゆえに,その重要性になかなか気づくことができず,見過ごしてしまいがちです(様々な困難や苦労を乗り越え,紆(う)余曲折を経た後に,やっとのことで機が熟し,受け入れる心の準備が整い,その重要に気づき,その深意を得心するということが多いように思います。)。真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるようになるためにも,簡単明瞭なものを軽んじることなく(複雑難解なものだけを高級・高尚なものとして有り難がるのではなく),また,真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの確かな目を持ちたいものです。少なくとも,欲に目を暗ませるなどして心の目を曇らせてしまうことがないように,細心の注意を払いたいものです。(前書き)(後書き)関連