実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 889】

「人間のえらさに尺度がいくつもあるが,最少の報酬でもっとも多くはたらく人ほどえらい人ぞな。一の報酬で十の働きをする人は,百の報酬で百の働きをする人よりえらいのぞな」(『坂の上の雲』,司馬遼太郎文藝春秋

 

○拝金主義に染まれば,金銭以外の価値を見失い,お金をたくさん稼ぐ人が価値のある偉い人(お金をたくさん稼げない人は価値のない詰まらない人)ということになってしまいます。しかし,改めて言うまでもなく,人間の価値や偉さは,稼ぐお金の額によって決まるわけではありません。稼ぐお金がどれだけ少なくても,仕事を通じて自分を人間的に成長(成熟)・向上させつつ他者や社会の役に立つことができているのなら,その人は間違いなく偉い人ですし(むしろ,稼ぐお金が少なければ少ないほど,その偉さは際立つかも知れません。),そもそも,生きていることは,それ自体が一つの奇跡なのですから(実際,この世の中にこれ以上の奇跡があるでしょうか。),人間は生きているというだけで十分に価値があるのではないでしょうか。人間の真の価値や偉さを見失わないようにするためにも,拝金主義に染まってしまわないように細心の注意を払いたいものです。(1)(14)(20)関連