実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 859】

「君主,独裁者,統治者,将官は,自分の頭の中にだけ存在するシナリオから予想される展開を防ぐために,乱暴な手段を用いることが多い。そのシナリオとは,自分がそうであるように,他の人も皆,私利私欲に支配されている,というものだ。」(『希望の歴史』,ルトガー・ブレグマン,野中香方子訳,文藝春秋

 

○高い地位や大きな権力を手に入れるためには,他者を競争相手(敵)と見なして他者と競い合う必要がある場合が多く(自分の好きなことに打ち込み,長年にわたって努力し続けた結果として,思いがけず,それらを手に入れてしまうようなこともあるかも知れませんが。),必然的に,私利私欲に捕われている利己的な人間が人の上に立つことが多くなりがちです。そして,そのような人間は,地位や権力を私物化して私利私欲に走りやすいだけではなく,他者を自分と同じように私利私欲に捕らわれている利己的な人間と見なしやすいため,他者と対立・敵対しやすく(他者との間に友好的かつ協調的な信頼関係を築くことが難しく),他者を力ずくで支配しようとしがちです。権力は,規律や秩序を保ちつつ安全で平和な世の中を築き,維持していく上において欠かせないものですが,権力を託す人間を選ぶに際しては,くれぐれも,私利私欲に捕われている利己的な人を選んでしまわないように留意したいものです。権力を私物化したり,他者を力ずくで支配しようとする人間を選んでしまった場合には,かえって規律や秩序が乱れ,危険で争い事の絶えない世の中になってしまう危険性が高いと思うからです。(4)(14)関連