実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 669】

「寿命とは天から授かったもので人にはどうしようもない。人にできるのはただ己れが授った寿命を畏れつつしんで受け入れ,与えられた寿命を精一杯よく生きようとつとめることだ。」(『足るを知る 自足して生きる喜び』,中野孝次朝日新聞社

 

○人生は短く,命は儚(はかな)いものです。しかし,だからと言って,人生を嘆き悲しんだり,必要以上に死を恐れたりする必要はないのではいでしょうか。死があるからこそ生きる喜びがあるのであり,生きる喜びがあるからこそ,私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに感謝したり,自分がこの世の中に生まれてこれたことに幸せを感じたりすることができるのですから。生きている間は,悔いが残らないように人生を大いに楽しみ,味わい尽くし(真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ることに最善を尽くし),死が訪れた際には,それを泰然自若と受け止め,自分がこの世の中に生まれてこれたことや,自分がこれまで生きてこられたことに対する感謝の気持ちを新たにしつつ,静かに人生の幕を閉じればいいだけの話なのではないでしょうか。(8)(9)関連