実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1322】

「衰えて死がおとずれるそのときは,おのれをそれまで生かしめたすべのものに感謝をささげて生を終えればよし。しかし,いよいよ死ぬるそのときまでは,人間はあたえられた命をいとおしみ,力を尽くして生き抜かねばならぬ」(『三屋清左衛門残日録』,藤沢周平文藝春秋

 

 

○人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な充実した人生を送りたいものです。真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ることができたなら,私たちはきっと,いつか訪れる死をも,心安らかに迎え入れることができるのではないでしょうか。慌てふためくことなく,これまで生きてこれたことに対する,あるいは,この世の中に生まれてこれたことに対する感謝の気持ちを新たにしながら,人生の幕を静かに閉じることができるのではないでしょうか。実い多い幸せな人生を送れるか否かは,境遇や運命によって決まるのではなく,最終的には本人の意志や努力によって決まります。たった一度きりの人生に大きな悔いを残さないようにするためにも,死を目前にして慌てふためかないようにするためにも,実り多い幸せな人生とは何かということを真剣に考え,真剣に学び,正しく認識した上で,自分の人生を実り多く幸せなものにすることを強く志し(人生の最優先課題とし),そのための努力を怠らないようにしたいものです。(前書き)(2)(7)(8)(9)(11)(14)(20)関連