実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 812】

「人はみないつか自分も死ぬということはわかっている。けれども,まだしばらくの余裕はあるだろうと思っている。だが,死はいきなり来るのである。沖はるかに干潟が見えているのに,ふと気づくと足元の磯(いそ)に潮が満ちているようなものである。」(『徒然草(日本文学全集07所収)』,内田樹訳,河出書房新社

 

○命は儚(はかな)いものであるということを,しっかり心に刻み(これは,生きていることそれ自体に喜びを感じられるようになるためにも,今この瞬間を疎(おろそ)かにすることなく,掛け替えのないものとして大切にできるようになるためにも欠かせないことです。),いつ死んでも悔いが残らないような生き方を心がけたいものです。具体的には,真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ることができるなら,たとえ短命に終わったとしても,それほど大きな悔いは残らないのではないでしょうか。限りある大切な時間やエネルギーを詰まらないことに浪費・空費(無駄遣い)することなく,実り多い幸せな人生とは何かということを正しく見極めた上で(この作業を疎(おろそ)かにし,実り多い幸せな人生とは何かということを見誤れば,すべての努力が徒労に終わってしまう危険性があります。),真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ることをこそ人生の最優先課題とし,そのためにこそ,最大限の関心を払い,最大限の力を注ぎたいものです。たった一度きりの人生に大きな悔いを残さないようにするためにも,くれぐれも,この優先順位を間違わないようにしたいものです。(前書き)(2)(8)(9)(11)関連