実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 448】

「運命は神の考えるものだ。人間は人間らしく働けばそれで結構だ。(夏目漱石)」(『教養が滲み出る 極上の名言1300』,斎藤茂太監修,日本文芸社

 

○運命を自分の思い通りにすることなど誰にもできません。したがって,私たちは,どのような不運も黙って受け入れるしかありません。不運をいくら嘆き悲しんだところで,事態は何も変わらず,得することなど何もないからです(嘆き悲しみ続けることで,損することはたくさんあると思います。)。ただし,不運を受け入れることと不幸であることは,まったく別のことです。人間の幸不幸は,運命によって決まるのではなく,自分の心の持ち方次第だからです。生きているということは,よくよく考えてみれば一つの奇跡です。私たちは,心の目を曇らせさえしなければ,どのような不運に見舞われようとも,不運を補って余りあるほどの生きる喜びや幸せを人生に見いだすことが可能なのではないでしょうか。そして,人生に無限とも言える生きる喜びや幸せを見いだすことができ,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じることができるなら,私たちはどのような逆境にあろうとも,幸せであり続けることができるのではないでしょうか。不運を嘆き悲しむのではなく,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに深く思いを致し,心から感謝できるようになること,そして,そのことを通じて生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになることにこそ,限られた大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(2021年6月2日)(前書き)(1)(4)(6)(7)(9)(15)関連