実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 327】

「私は自分が何も知らないということを知っている。(ソクラテス)」(『教養としての世界の名言365』,佐藤優,宝島社)

 

○私たちは,自分が無知であり,未熟であると自覚しているからこそ,自分を人間的に成長(成熟)・向上させるべく,真摯に学び,努力し,失敗や過ちを犯した際には,素直にそれを認め,反省しようとするのではないでしょうか。慢心し,謙虚さを忘れてしまえば,私たちは真摯に学んだり,努力したり,素直に反省したりする原動力を失い,そこで人間的な成長・向上は止まってしまいます。そして,やがては現状維持することさえ難しくなり,独り善がりになるとともに退歩・堕落する一方となってしまいます。自分を人間的に成長・向上させ続けることによって,この世の中において自分の可能性を十分に花開かせ,思い残すことのない充実した人生を送りたいと願うのであれば,何歳になっても慢心することなく,自分が無知であり,未熟であるという自覚を謙虚に持ち続ける必要があると思います。(2021年1月19日)(12)関連