実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 274】

「ないものをどこまでも欲しがるという心のくせは,あるものにけっして満足しない,ということと同じである。」(『ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門』,ウィリアム・ハート,太田陽太郎訳,春秋社)

 

○どのような恵まれた境遇にもすぐに慣れてしまうことからも分かるように,人間の欲望には際限がなく,放って置けば肥大化する一方になりがちです。したがって,自分の欲望に意識的にブレーキを掛けない限り,人間が満ち足りるということはありません。どれだけ多くの物を持っていても,欲を張り,無い物ねだりをし続ける限り,人間はいつまでたっても満足することができません。常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたいと願うのであれば,足るを知り,自分の欲望を適度に抑えられるようになる必要があるのではないでしょうか。自分がすでに持っている物の多さ(私たちが生活している社会の驚異的な豊かさ,私たちの生活を成り立たせてくれている数知れぬ他者の直接的・間接的な支えや助け,私たちの命を守り,私たちが生活することを可能にしてくれている人体の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きなど)に気づき,自分が持っている必要最小限の物だけで満足できるようになる必要があるのではないでしょうか。(2020年11月19日)(4)(6)関連