実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 159】

「もっとも尊重せねばならぬのは,生くることにあらず,よく生くることなり。(ソクラテス)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

◯生きているということは,ただそれだけで十分に値打ちのあることだと思いますが,たった一度きりの人生なのですから,せっかくなら,真に人間らしく実り多い,生きる喜びに満ちた幸せな人生を送りたいものです。自分の可能性を十分に花開かせるべく自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続けながら,自分の幸せのみならず,他者の幸せをも願い,喜び,自分の幸せを他者と分かち合って生きられるようになるためにも,まずは自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うのではなく,その有り難さに深く思いを致し,感謝する気持ちを呼び覚ますことによって,生きていることそれ自体に幸せを感じられるように,すなわち,自分がすでに十分に幸せであることに気づけるようになりたいものです。なお,満足してしまったら,そこで人間の成長は止まってしまうと考える人もいるようですが,常に満ち足りた気持ちで生活しながらも謙虚さや向上心を失うことなく,何歳になっても自分が信じる理想に向かって(より善い生き方,より人間らしい生き方を目指して)前進し続けるということは可能なのではないでしょうか。(2020年7月27日)(前書き)(1)(6)(7)(10)(11)(12)(14)(16)(20)関連