実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 160】

「今日は今日だけのことを考えるにとどめ,いちどに何もかもやろうとしないこと,これが賢い人のやり方だ。(セルバンテス)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

◯将来を見越して,あるいは,過去の反省を踏まえて現在やるべきことをやるということは大事なことですが,取り越し苦労や後悔ばかりして現在やるべきことが手に付かなくなってしまうというのでは,本末転倒です。私たちは現在にしか生きられないのですから,未来(心配など)や過去(後悔など)に心を奪われて現在をないがしろにすることなく,現在をこそ大切にすべきであると思います。現在やるべきことを一つ一つ全力でこなしていくことを通じてこそ人間は成長するのだし,道は切り開かれていくのですから。人間は,現在を生き,現在を楽しみ,現在を味わい尽くすことでしか,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さを実感したり,幸せを感じたりすることができないのですから。(2020年7月28日)(8)(14)(15)関連