実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 83】

「彼らが君を信じ,かつ理解するようにするには,君はなるべく君の考えを,静かに,優しく伝えるように努めねばならない。・・・もしも君が話相手に向かってなんらかの真理を述べようと思ったら,そのために一番大事なことは,けっして苛立ったりせず,相手を傷つけるようなとげとげしい言葉を吐かないことである。(エピクテトスによる)」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯どれほど正しい意見であったとしても,感情的になり,とげとげしい態度で述べたのでは,なかなか相手には受け入れてもらえません。また,どれほど正鵠(せいこく)を射た批判であっても,その言葉が愛情に裏打ちされたものでないのなら,けっして相手の心には届きません。相手をへこませたり,傷つけたりして憂さを晴らすことが目的ならともかく,自分の気持ちを正しく相手に伝えることを願うのであれば,相手に受け入れられ,相手の心に届く話し方を心がける必要があるのではないでしょうか。(2020年5月12日)