実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1307】

「ハリスが自身の目で見た日本の土地や,そこに住む人々は,裕福ではなくとも幸せそうだった。ここに西洋文明が侵食していくことに対し,彼の中に,少しばかりの葛藤が生まれたようである。」,「疑いもなく新しい時代がはじまる。敢えて問うーーー日本の真の幸福になるだろうか?(タウンゼント・ハリス)」(『外国人が見た幕末・明治の日本』森田健司,彩図社

 

 

○貧乏暮らしをしていても,幸せな人生を送ることは十分に可能です。逆に,裕福な暮らしをしていても,幸せな人生を送れるとは限りません(世の中を見渡せば分かることです。)。むしろ,裕福な暮らしに執着し,裕福な暮らしを追い求めれば追い求めるほど,不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に自分で自分を追い込んでしまう危険性は高まり,幸せな人生からは遠ざかってしまうのが普通なのではないでしょうか。他者と競い合って裕福な暮らしを手に入れたからと言って,それで幸せな人生が約束されるわけではないのですから,私たちは,裕福な暮らしに対する執着など捨て,貧乏暮らしであっても他者と仲良く助け合いながら幸せな人生を送ることをこそ目指すべきなのではないでしょうか(貧乏暮らしとは言っても,私たちの貧乏暮らしは,昔の人たちの貧乏暮らしに比べれば,よほど恵まれた貧乏暮らしであると思いますが。)。裕福な暮らしを手に入れなければ幸せな人生を送ることはできないなどといったデマを鵜呑(うの)みにしたり,そのようなデマに踊らされたりしないよう,くれぐれも用心したいものです。(1)(4)(6)(7)(10)(14)(21)関連