「37兆個もの細胞からなるこの複雑かつ精妙なシステム(人体)は破綻することなく日々,休みなく働き続けているのですから,奇跡としか思えません。」(『40歳からは自由に生きる』,池田清彦,講談社)
○生きているということは,一つの奇跡(奇跡的な恵み)です。心から感謝すべき有り難いことです。このことに気づき,感謝する気持ちを忘れないでいられるなら,私たちは,たとえどのような逆境にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,生きている限りは幸せであり続けることが可能なのではないでしょうか。自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うことなく(決して当たり前のことではないのですから。),その有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどして,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになりたいものです。「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」(さんま)と,心の底から思えるようになりたいものです。(1)(4)(6)(14)関連