何事も,嫌々やったところで意味のある成果を得ることはできず,周囲に迷惑を掛けるとともに,不満やストレスや疲れなどがたまるだけ,まさに「骨折り損のくたびれ儲(もう)け」ですので,仕事など,自分がやらなければならないことについては,嫌々やるのではなく,是非とも楽しみながらやりたいものです。もちろん,反社会的なことや自分の信念に反するようなことは別ですが,その気になって全力で前向きに取り組めば,何事にも何らかの楽しさややりがいを見いだせるものです。「石の上にも三年」とも言うように,楽しさややりがいを見いだせるようになるためには,相応の期間,辛抱強く努力する必要があるとは思いますが,努力や工夫を重ね,楽しさややりがいをさらに追求していくことによって,自分がやっていることを本当に好きになっていく,あるいは,新たな展開が生じ,自分が本当にやりたいと思える好きなことが見つかるということも,よくある話です。