実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 465】

「死人を弔うことばかりが坊主の務めやない。仏よりも人を大切にしてこその寺や」(『一路』,浅田次郎中央公論新社

 

○死んでからのことは誰にも分かりません。取りあえず私たちは,死んでからのことをあれこれ心配するより(ただの取り越し苦労になりかねません。),この人生を,生きている今を幸せなものにすることをこそ考えるべきなのではないでしょうか。人生は,すなわち,この世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。その人生が生きる喜びや希望に満ちた幸せなものでなかったとしたら,私たちはいったい何のためにこの世の中に生まれてきたのでしょうか。たとえどれだけ長生きできたとしても,人生が苦しくてつらいだけでのものであったとしたら,せっかくこの世の中に生まれてきた甲斐(かい)がありません。私たちは幸せであるべきであり,幸せとは何かということを正しく見極めた上で(それを見誤れば,すべての努力が徒労に終わってしまう可能性もあります。),どのようにすれば幸せになれるのかということをこそ真剣に考え,実践すべきであると思います。他者の人生をも含め,この人生を幸せなものにすることにこそ最大限の関心を払い,最大限の力を注ぐべきであると思います。幸せな人生を送ることさえできるなら,やがて訪れる死をも,安らかな気持ちで迎え入れることができるのではないでしょうか。(2021年6月20日)(2)(8)(9)(10)(11)関連