実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 254】

「そこまで/いわんでも/ええやんか/いつかジブンに/かえってくるで」(『世界でいちばん幸せな国フィジーの 世界でいちばん非常識な幸福論』,永崎裕麻,いろは出版

 

○自分は不幸であると思い込んでいる人間は,自分と他者を比較しては他者を妬みやすく,他者の足を引っ張ろうとしたり,他者をも不幸な状況に巻き込もうとしたりしがちですが,そのことによって自分をますます不幸な状況に追い込み,不幸な状況から抜け出せなくなってしまいます。なぜなら,人間は他者の支援や協力がなければ生きていけず,その意味で自分と他者は一体なのであり,他者の不幸を願うということは,自分の不幸を願うことに他ならないからです。「情けは人の為(ため)ならず」とも言うように,他者の幸せを願ってなす行動は,必ず自分を幸せにすることつながってきます。自分が幸せであることを望むのであれば,他者を妬むことをやめ,他者の足を引っ張ろうとしたり,他者をも不幸な状況に巻き込もうとしたりするのではなく,他者と仲良く助け合い,幸せをこそ分かち合えるようになる必要があるのではないでしょうか。(2020年10月30日)(3)(11)(19)関連