実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 267】

「自分自身の人格以外のものを変えることで幸福を求める愚かな人は,実を結ばない労力に人生を浪費し,避けようとしている悲しみを倍増させるに違いない(サミュエル・ジョンソン)」(『7つの習慣』,スティーブン・R・コヴィー,ジェームス・スキナー&川西茂訳,キングベアー出版)

 

◯幸せとは,自分が幸せであることに,自分がすでに十分すぎるほど幸せであることに気づくことであり,自分自身の心構えや心がけ次第で私たちは誰でも幸せであることができるのである。自らの不幸は,けっして他者や運命のせいではなく,たとえそれらを自分の思い通りに変えられたとしても(実際には不可能なことであるが),自分自身の心構えや心がけが変わらない限り,幸せであることは難しい。自らの不幸を他者や運命のせいにして自分自身の心構えや心がけを変えようとしない限り,私たちは空(むな)しい努力の末に物事が自分の思い通りにならないことでの不平不満ばかりを募らせては他者を恨み,運命を呪うだけの結果に陥りがちである。(2020年1月16日)