実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【人はいかに生きるべきか 23】

「(河合)たとえばね,少年A事件が起こったときに,子供たちが陰に隠れて悪いことをしたらいかんからということで,そのへんの樹木を全部切ってしまったんです。僕はそれを聞いてものすごく腹が立ちました。話はまるっきり逆なんですよ。子供たちは大人の見ていないところで,子供なりに悪いことをして成長するんです。いつもいつも大人から見られているから,あんなことが起こってしまうんですよ。」(『約束された場所で』,村上春樹河合隼雄文藝春秋

 

◯管理しようとすればするほど,支配しようとすればするほど,その反動から,管理できないもの,支配できないものが増え,力を増す。親というものはなぜ子供の全てを管理し,支配したがるのだろう。多少危なっかしくても,見て見ぬ振りをして子供の主体性に任せるということがなぜできないのだろうか。子供に対する基本的な信頼が欠けているのだろうか。他人に対して権力を行使できるということが,それほどにも快感なのだろうか。(2019年5月22日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために