実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1479】

「豊かさとは,欠乏感と同様,本質的に心のあり方である。「もっと欲しい」でなく,「ありのままでいる」ということだ。自分がすでにどんなに豊かかを知れば,豊かさを意識することができる。」(『世界の自己啓発50の名著』,T・バトラー=ボードン,野田恭子・森村里美訳,ディスカバー・トゥエンティワン)

 

 

○人間の欲望には際限がありませんので,欲張り続ける限り,たとえどれだけ多くのもの(生きていくのに必要以上のものまで)を持っていたとしても,私たちの心が満ち足りるということはありません。常に不満を抱えながら,死ぬ瞬間まで,より多くのものを追い求めてあくせくし続けることになってしまいますし,自分が持っているもの(自分に与えられているもの)の豊かさに気付くこともできず,心は貧しいままです。他方,必要以上に欲張ることさえやめれば,たとえ必要最小限のものしか持っていなかったとしても,私たちは満足することが可能になります。常に満ち足りた気持ちで心安らかに,また,自分が持っているものの豊かさにも気付き,自分がそれらのものを持っていることに感謝しながら心豊かに幸せな人生を送ることが格段に容易になります。自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うことなく,その有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどして足るを知り,自分の欲望に自分の意志でブレーキを掛けられるようになりたいものです。そして,無い物ねだりばかりするのではなく(自分が持っていないものを欲しがってばかりいるのではなく),自分が持っているものだけで満足できるようになりたいものです。(4)(6)(7)関連