実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1395】

「この国(明治初期の日本)の人々は幸福である・・・必要なものは持つが,余計なものを得ようとは思わない。大きい利益のために疲れ果てるまで苦労しようとしない。(ジョルジュ・ブスケ)」(『世界が憧れた日本人の生き方』,天野瀬捺,ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

 

○人間の欲望には限りがありませんので,欲張り続ける限り,たとえどれだけ多くのもの(生きていくのに必要以上のものまで)を手に入れたとしても,私たちの心が満ち足りるということはありません。したがって,欲張り続ける限り,常に不満(怒りの火種)を抱えたまま,他者と競い合う(パイを奪い合う)形で,より多くのものを追い求めてあくせくし続けることになってしまいます。しかし,必要以上に欲張ることさえやめれば,たとえ必要最小限のものしか持っていなかったとしても,私たちは満足することが可能になります。常に満ち足りた気持ちで(常に心の平安を維持したまま),他者と仲良く助け合いながら(生きる喜びや幸せを分かち合いながら)幸せな人生を送ることが,格段に容易になります。より多くのものを手に入れることにではなく,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどして足るを知り,自分が持っているもの(生きていくのに最低限必要な物)だけで満足できるようになることにこそ,関心を払い,力を注げるようになりたいものです。(4)(6)(21)(22)関連