実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1474】

「私たちの時代のもっとも偉大な発見は,人間は自分の行動を変えることによって人生を変えることができるということである。(ウィリアム・ジェイムズ)」,「一生同じ考え方を続ける必要はない。この二十年間の心理学でもっとも重要な発見の一つは,人間はどう考えるかを選べるということだ。(マーティン・セリグマン)」,「(サミュエル)スマイルズはもともとは政治改革者だったが,真の改革は人間の内面で起こるという結論に至った。」(『世界の自己啓発50の名著』,T・バトラー=ボードン,野田恭子・森村里美訳,ディスカバー・トゥエンティワン)

 

 

○私たちの土台を作っているのは過去の経験であり,さらに言えば遺伝です。また,環境(他者や社会など)が私たちに与える影響も決して小さくありません。しかし,私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分(自分の心の持ち方や考え方や生き方など)を変えることは自分次第で十分に可能です(改めて言うまでもなく,自分と環境との間には切っても切れない密接な関係があるわけですから,自分を変えることは必然的に環境を変えることにつながっていきます。)。人生の主人公はあくまでも私たち自身なのですから,過去の経験や遺伝や環境の影響力を過大評価することなく,自分の人生の主導権(自分の人生を自分の意志や努力によって主体的に切り開いていく権利や,自分の人生をどのような心構えや心掛けで生きていくかを自分で決める権利など)だけは決して手放さないようにしたいものです。(前書き)(15)関連