実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1158】

「遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない。/どんな過去であれ,/未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ。」,「同じ環境に育っても,人は自分の意思で,違う未来を選択できるのです。」(『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』,小倉広,ダイヤモンド社

 

 

○私たちの土台を作っているのは,過去の経験や遺伝です。環境(他者や社会など)が私たちに与える影響も,決して小さくありません。しかし,私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。過去の経験や遺伝や環境によって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分(自分の心の持ち方や考え方や生き方など)を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような現在や未来を生きるのか,どのような心構えや心がけで生きるのか,それらを決めるのは自分自身なのですから,たとえどのような過去を持っていたとしても,たとえどのような環境に置かれていたとしても,自分の人生を自分の努力によって主体的に切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは,誰にでも可能なのではないでしょうか。人生はままならないものであるとは言え,自分の人生の主人公はあくまでも自分なのですから,その主導権(自分の人生を自分の意志や努力によって主体的に切り開いていこうとする権利や,自分の人生をどのような心構えや心がけで生きるかを自分で決める権利など)だけは,絶対に手放さないようにしたいものです。(前書き)(7)(9)(15)関連