実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

(1)④幸不幸は心の持ち方次第であり,幸せであるための条件は誰にでも備わっている。

 たとえどのような逆境(恵まれない境遇)にあったとしても,自分は幸せであると心の底から思えるなら,他者の目にどのように映ろうとも,その人は確かに幸せなのであり,また,たとえどのような順境(恵まれた境遇)にあったとしても,自分は幸せであると心の底から思えないなら,他者の目にどのように映ろうとも,その人は確かに幸せではないのですから,人間の幸不幸を最終的に決めるのは,境遇(過去の経験や遺伝や環境など)ではなく,物事の受け止め方や心の持ち方(心構えや心がけ)ということになるのではないでしょうか。そして,人間の幸不幸が物事の受け止め方や心の持ち方によって決まるのであれば,私たちは誰もが,物事の受け止め方や自分の心の持ち方次第で幸せになり,幸せであり続けることができるわけですから,私たちには生まれ付き幸せであるための条件がすべて備わっているということになるのではないでしょうか。