実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1270】

「さらに向上につとめて目覚めた人ブッダは,自分が修行僧の仲間を指導するとか,修行僧らは自分をたよっている,というような思いあがった気持ちは全然いだいていませんでした。」(『ブッダ伝』,中村元KADOKAWA

 

 

○初心を忘れて慢心し,自分は無知であるという自覚や自分は未熟であるという自覚を失えば,すなわち,謙虚に学ぶ姿勢や謙虚に努力する姿勢や素直に反省する態度(自分の失敗や過ちを素直に認め,それらから学ぶべきことを十分に学び,学んだことを決して忘れまいとする態度)などを失えば,そこで人間的な成長(成熟)や向上は止まってしまいます。止まってしまうだけでなく,あとは独り善がりな傾向を強めるがままに人間的に退歩・退行し,堕落するだけになってしまいます。人間的に成長・向上し続けることによって自分の可能性を十分に花開かせるとともに多少なりとも他者や社会の役に立ち,思い残すことのない充実した有益な人生を送りたいと望むのであれば,たとえ何歳になったとしても,たとえどれだけ多くの人生経験を積んだとしても,決して初心を忘れることなく,慢心しない(謙虚さを保ち続ける)ということが重要であると思います。(11)(12)関連