実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1261】

「情報は自由になりたがっており,アイデアはそれを生み出した人の所有物ではなく,データを壁の奥にしまい込んで入場料を請求するのは間違っている」(『ホモ・デウス』,ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之訳,河出書房新社

 

 

○真理は全人類の共有財産です。ある真理を発見したからと言って,その発見者がその真理を独占できるわけではありません。発見者はただの発見者であって,その真理は発見される以前からずっと存在し続けていたのですから。場合によっては,その真理は大昔にすでに誰かによって発見されていたものであり,ただの再発見である可能性もあるのですから。したがって,真理を発見,又は再発見した人間は,独占権や優先権などを主張すべきではなく,その真理を誰もが自由に利用しやすい形で公表すること(できる限り多くの他者と分かち合うこと)をこそ心がけるべきであると思います。もちろん,真理は全人類の共有財産であるとは言っても,真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの眼力(見識)がなければ,「宝の持ち腐れ」になってしまいます。全人類の共有財産である真理を体得・実践し,真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるようになるためにも,人生のできる限り早い時期に,学問など(自分の経験から学ぶことや読書なども含め。)を通じて真理を真理であると見抜き,見分けられるだけの眼力をしっかり身に付けたいものです。(後書き)関連