実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1179】

「いつもだれかのせいにしていたのでは,人生はつまらん。自分の人生は,自分の力で変えるんだよ。」(『13歳から分かる! 7つの習慣』,「7つの習慣」編集部監修,日本図書センター

 

 

○私たちは,人生に行き詰まると,それを他者や社会のせいにしがちです。しかし,私たちの人生は,他者や社会によってすべてが決まってしまうのでしょうか。他者や社会の影響力は,本当にそんなに大きいのでしょうか。どのような環境に置かれたとしても,その環境をどのように受け止めるかは私たち次第ですし,その環境の下でどのような心構えや心がけで生きていくかを決めるのは私たち自身です。また,たとえ人生の行き詰まりの原因や責任の一端が他者や社会にあったとしても,他者や社会を自分の思い通りに変えることなど絶対にできません。人生の行き詰まりを打開したいと本気で望むのであれば,人生の行き詰まりの主たる原因や責任は,他者や社会にあるのではなく自分にあると考えを改め,自分(自分の心の持ち方や考え方や生き方など)を変えることによってこそ人生の行き詰まりの打開を目指すべきであると思います。実際のところ,人生の行き詰まりの主たる原因や責任は自分にあることが多いですし,自分を変えることなら,自分の意志や努力次第で十分に可能なのですから。人生はままならないものであるとは言え,自分の人生の主人公はあくまでも自分なのですから,自分の人生の主導権(自分の人生を自分の意志や努力によって主体的に切り開いていこうとする権利や,自分の人生をどのような心構えや心がけで生きていくかを決める権利など)だけは,決して手放さないようにしたいものです。(前書き)(3)(7)(9)(15)関連