実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 852】

「つまり,この島での生活は不幸ではあったが,見方によっては幸運に恵まれた生活であったのだ。」(『ロビンソン・クルーソー』,デフォー,唐戸信嘉訳,光文社)

 

○不幸そうに見える人生も,見方さえ変えれば,幸せな人生になり得ます。実際,人生は本来ままならないものであり,「一難去ってまた一難」とも言うように,人生に困難や苦労は付き物ですが(誰の人生であっても例外はありません。),心の目を曇らせることなく,幸せに対する感度を高めることさえできるなら,私たちは自分の人生に,困難や苦労を補って余りあるほどの生きる喜びや幸せを見いだすことが可能です。人生の至る所に埋もれている(隠されている),ほぼ無限と言ってもいいほどの「小さな幸せ」に気づけるようになるためにも,人生の(世の中の)否定的な側面ではなく,肯定的な側面にこそ意識的かつ積極的に目を向ける習慣を身に付けるとともに,肥大化した欲望(必要以上の物まで手に入れようと欲張る気持ち)やデマに基づく迷信(他者と競い合って財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといった迷信)や偏見(拝金主義のような偏狭な物の見方や考え方)などによって心の目を曇らせることなく,幸せに対する感度を高め,磨き続けるための努力(自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどの努力)を怠らないようにしたいものです。(1)(6)(7)(8)(9)関連