実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 623】

「人間は安楽に慣れ,安楽に倦んで,もっと大きな安楽を求めます。」,「誰であれ,勇気をふるい起こして,自分の欲求を制限することができなければ,その人は知らず知らず欲望の坂道にはいりこむ危険があります。」(『簡素な生活』,シャルル・ヴァグネル,大塚幸男訳・祖田修監修,講談社

 

○人間の欲望には限りがなく,放置すれば肥大化する一方になってしまいます。実際,私たちは,自分の欲望にブレーキを掛け,その肥大化を抑えない限り,どれだけ恵まれた環境にあったとしても,そのような環境をすぐに当たり前と思い,飽き足りなくなり,より恵まれた環境を追い求め続けることになってしまいます。どれだけ多くの物を持っていたとしても,満足することができず,常に不満を抱えたまま,自分の欲望に追い立てられ,振り回される形で,より多くの物を(必要以上の物を)追い求め続けることになってしまいます。他方,自分の欲望に強い意志を持って意識的にブレーキを掛け,その肥大化を抑えることさえできれば,たとえどのような環境に置かれたとしても,たとえ必要最小限の物しか持っていなかったとしても,常に満ち足りた気持ちで人生を送ることが可能になります。幸せになることを,あるいは,幸せであり続けることを本気で望むのであれば,より恵まれた環境やより多くの物を追い求め続けることにではなく,自分の欲望を適度に自制できるようになることにこそ,関心を払い,力を注ぐ必要があるのではないでしょうか。(4)(6)関連