実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 555】

「国家が存亡の危機にあるときには,賢者にも,その存在を示す機会がある。だが,国家が繁栄し,幸福なときは,金銭欲や嫉妬心のような無数の卑劣な悪徳が,人々を支配するのだ。」(『人生の短さについて他2篇』,セネカ,中澤務訳,光文社)

 

○「欲に頂(いただき)なし」と言うように,人間の欲望には限りがなく,特に,豊かで安全で便利な社会で生活していると,欲望にブレーキを掛ける必要性も低下するため,人間の欲望は際限なく肥大化しがちです。したがって,たとえどれだけ多くの物を持っていたとしても,心が満ち足りるということはなく,常に不満を抱えながら,より多くの物を追い求め続けることになってしまいます。そして,財産や地位や権力や名声などに執着しては,他者を競争相手(敵)と見なして先を争ったり,パイを奪い合ったりするようになってしまいます。常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたい,他者を競争相手と見なすのではなく,協力相手(味方・仲間)と見なして仲良く助け合ったり,幸せを分かち合ったりするような生き方をしたいと願うのであれば,自分の欲望に強い意志を持って意識的にブレーキを掛ける必要があるのではないでしょうか。そして,たとえそれが必要最小限のものであったとしても,自分が持っている物だけで満足できるようになる(そのためにも,自分に与えられている物の豊かさに気づけるようになる)必要があるのではないでしょうか。(1)(4)(6)関連