実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 360】

「テーブルとイス,フルーツとバイオリン。このほかに,人の幸せに必要なものがあるだろうか?(アルベルト・アインシュタイン)」(『ぼくたちに,もうモノは必要ない。増補版』,佐々木典士,筑摩書房

 

○欲張り続ける限り,どれだけ多くの物を持っていたとしても,満ち足りるということはありません。逆に,欲張ることさえやめれば,たとえ少しの物しか持っていなかったとしても,満足することは可能です。持っている物は多くても常に不満を抱えながら生きるのと,持っている物は少なくても常に満ち足りた気持ちで生きるのとでは,いったいどちらが幸せな人生と言えるでしょうか。改めて言うまでもなく,人間の幸不幸は,持っている物の多寡とはまったく無関係ですし,むしろ,上述したように,欲張れば欲張るほど,幸せな人生を送ることは難しくなってしまいます。その事実を正しく認識した上で,できる限り欲張ることはやめ(小欲知足を心がけ),たとえ必要最小限の物しか持っていなかったとしても,自分が持っている物だけで満足できるようになりたいものです。持っている物が少なければ少ないほど,それらを持っていることの有り難みは実感しやすく,人生はかえって心豊かなものになる可能性さえあります。(2021年2月23日)(1)(4)(6)関連