「仕事をする時は上機嫌でやれ。そうすれば仕事も捗(はかど)るし,身体も疲れない。(ワグナー)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)
○何事も嫌々やったのでは,不満や疲れやストレスがたまるだけであり,意味のある成果はほとんど得られません。まさに「骨折り損のくたびれもうけ」です。どうせやらなければならないことなら,嫌々やるのではなく,意欲的に取り組むべきなのではないでしょうか。そうすれば,大抵の場合,そこに何らかの楽しさや喜びを見いだせるようになるものですし,そうなれば疲れやストレスもそれほど感じなくなり,むしろ,頑張っただけの成果は得られるものです。たった一度きりの人生なのですから,悔いを残すことがないよう,この世の中において自分の可能性を十分に花開かせるべく,また,そのことを通じて多少なりとも他者の役に立ち,社会に貢献すべく,自分がやらなければならいことについては全力で積極的に取り組むようにしたいものです(実際の社会生活においては,やる気のない消極的な姿勢は,他者の役に立たないだけでなく,他者に迷惑を掛ける結果になってしまうことが多いように思います。)。(2020年10月11日)(7)(11)(13)関連